患者さん自身が参加する選択肢の多い医療へ
患者さんが知るべき客観的なデータは全て開示される医療へ


院長プロフィール

菊池 太陽

【略歴】
1968年 岩手県生まれ
1995年 杏林大学医学部卒業
1995年 亀田総合病院 初期研修医
1999年 東京女子医大腎臓内科入局
2000年 済生会栗橋病院 内科医長
2003年 みたかの森クリニック開設

【最も専門とする分野】
腎臓病一般、透析療法一般

【所属学会】
日本内科学会、日本医師会
日本腎臓学会、日本透析医学会

みたかの森クリニックはとてもオープンなクリニックです。
患者さんが知りたいことは何でも医師に聞くことが可能です。
『テレビによく出る先生が○○と言ってたけど、ここの治療と違いますね』と医師に言っても大丈夫です、医師はぜんぜん怒りません。『別の病院にかかりた い、西洋医学以外の代替療法を試したい』と言っても医師は全く怒りません。むしろ良い考えである場合は堂々と『その選択肢も悪くはありません。』と認めま す。

話したいこと、不安なこと、知りたいことは何でも医師やスタッフに話してくださいというのが当院の基本的な考え方だからです。患者さんが選んだ選択肢が 患者さん自身にメリットが大きいことであれば、『その選択は正しいですよ』といいます。逆に患者さんが選んだ選択肢が患者さんにメリットが少ない選択肢で あったり、危険な選択肢であった場合は『その選択肢は絶対に選んではいけません。その理由は○○だからです。』と患者さん自身も医学の内容を調べることが 出来るように説明するようにしています。

医療内容の善し悪しは患者さんご自身の体の実感で判断できると思います。臨床データの変化でしっかり判断できると思います。スタッフの対応の善し悪しに 関しても実感で判断頂けるものと確信しております。
血圧一つ取ってみても、正しい条件をしっかりそろえれば、体調も、データも変ります。
実際にご自身の体で変化を試して頂きたいのです。その上で、ご納得を頂ければいつでも気軽に来院して頂きたいというのが僕の願いです。

『ご納得頂ければどうぞいつでも当院へいらして下さい。患者さんは知るべき情報は全て知る権利があります。患者さんには堂々と病院を選ぶ権利がありま す。』という考え方に基づいて当院のスタッフは日々診療にあたっているので、患者さん自身も知りたいことは堂々と聞けます。医師やスタッフへの要望があれ ば、堂々と自分の希望を話せます。この様な理由でとても気軽に通院できると思います。『患者さんに一つでも良い点が生じるならば、どうぞ当院での治療を試 して下さい。長く当院で治療をして下さい。』と言う気持ちで患者さんを受け入れております。逆に他院へ転院を希望される場合でも最良の医療機関を患者さん と一緒に選んで、詳細な臨床経過を添付して御紹介しております。『力になれる事があれば、心配事があればいつでも気軽に戻って来て下さいね。』と言う気持 ちで患者さんを送り出しております。これが僕の基本的な考え方の全てです。まずは医師と患者さんが出会わなければ全てが始まりません。親しい友人を訪ねる ように、いつでもお気軽に来院して下さい。健康上の問題を一緒に解決していきましょう。

渡嘉敷 勝男さん 菊池院長対談


渡嘉敷:医療のお仕事を目指されるようになったきっかけは。
菊池:僕が生まれる前の話ですが、姉が12歳の時、腎臓病で亡くなっていましてね。両親からその話を聞き、漠然とではありますが、早くからこの道を目指し ていたような気がします。高校卒業後は医学部へ進学し、その後研修医を経て、大学病院で血液透析に携わるように。その後平成15年秋に当院を設立し、血液 透析専門に手掛けるようになりました。

渡嘉敷:『みたかの森クリニック』さんの設立までの経緯をお聞かせ下さ い。
菊池:もともとは大学病院で経験を積んだ後、大学を離れて往診などの在宅医療を
する予定でした。そのことを武蔵野在住の知人である透析患者さんにお話したところ「ぜひ開業して、血液透析を続けてほしい」と、温かい言葉をかけていただ いたんです。3ヶ月悩んだ末に、自分を応援してくれる患者さんの思いに応えたいという気持ちから開業を決心したんです。ですから当院は、患者さんのお陰で 設立できたクリニックなんですよ。

渡嘉敷:それだけ院長が、皆様から信頼されていたのでしょうね。
菊池:ありがたいことですね。本当に感謝しています。ですから設立にあたっては、そんな患者さん一人ひとりとのふれあいを大切にし、心の通った治療がした いと考えました。

渡嘉敷:具体的にどのような取り組みをされたのですか。
菊池:まず患者さんが心から安らげるように、従来の病院にないような、アットホームな雰囲気の病室づくりに努めました。絵画など多く展示しているのも特徴 のひとつです。また、病室の広さは、もっと大きくすることもできたのですが、我々スタッフの目が確実に全ての患者さんに行き渡るよう、現在の規模にしまし た。皆、患者さんと深い関係を築き、元気になっていただけるように尽力してくれているので、とても心強いですね。

渡嘉敷:スタッフの方に、普段からおっしゃっていることはありますか。
菊池:スタッフ間のミーティングを頻回に行い、チームワークづくりに努めています。当院の治療方針は「医学的根拠に基づいた治療方法を、一人ひとりの患者 さんに適切に反映させる」ということ。我々の手掛けている分野の透析という医療は、個人的な才能や独自の理論よりも、正しい工程をミスなく進める正確さが 求められるんです。又、患者さんに表れる変化に常に気を付けて対処を行なうことが一番大事なことなので、そのことに関してはスタッフも徹底しています。

渡嘉敷:では、最後に今後の展望を。
菊池:これからも自分自身が納得できる仕事を続けていきたいです。最近では透析以外の患者さんと関わる機会も増えてきました。当院ならではの、細かいケア サービスで、幅広く地域の皆様にお役に立っていければと思っております。そしてそんな仕事を通して、患者さんをはじめとする地域の皆様、そしてスタッフな ど、全ての人たちに幸せになってもらいたいというのが一番の思いですね。

現代画報 2006年8月VOL.113より